売れない理由を解決して見直すべき3つポイント
自分が売り主として、売却する中古マンションが、想像していたように売れない時には、売却に向けて解決策を出したいですよね。
いつまでたっても売れないのには、売れない理由があります。
客観的に考えられるような3つの理由を、現場からの視点でまとめてみました。
マンションが売れないで困っているなら、もう一度、見直した方がいいチェックポイントは
- 売り出し価格が適正だったか
- 片付けや水回りの掃除をしていたか
- 買取価格を知っていたか
です。
どうして、この3つの点を見直した方がいいのか、について、これから先、どうするかを含めて説明しますね。
売り出し価格が適正だったか
そもそもマンションを売る時の金額ですね。
売り出し金額が適正だったか、ということです。
よく勘違いしてマンションの売却価格を決めている人は、売却前にリフォームした経験がある方が多いです。
たとえば、このマンションの部屋は、3年前に500万かけてリフォームしたので、同じマンションでも、他の部屋の相場よりも500万高く売り出す
という場合です。
でも、それは間違っているんですね。
3年前にリフォームしたものは、買い手側にしてみれば、もう、3年住んでいる、と同じことなんです。
リフォームしたことが、価格を上乗せするくらい特段にプラスに働かないんです。
ここで判断を誤って、最初にかなり高い金額で、売り出し価格をしてしまうと、
そこからお客さんつかなくて、ずるずると長い売却期間になってしまうパターンが多いんですね。
やはり、周りの相場を見て、客観的に金額決めていかないと、簡単にできるマンション売却でも、失敗してしまいます。
最初の売り出する時に、一番本当に買いたい人は、新規物件をに一番注目します。
この時点で間違った相場で出してしまうと、
なんだあの物件、高いじゃないか
ということでも無視されてしまうんです。
買いたいと思っている人にそう思われると、そのままズルズルと売却が長引くことになるケースがとても多いんですね。
片付けや水回りの掃除をしていたか
部屋の中の問題で、簡単なことなんですが、売りたいって思っていて、綺麗に片付けていますか、ということです。
水周りの掃除は特に大事です。
買おうと思って見に来た方の印象はすごく大事です。
- 部屋にお客さんが来る前に、窓を開けて換気をする
- 電気をつけて明るい室内を見てもらう
これくらいのちょっとした努力で、買い手の印象が変わってくる場合もあるんですね。
室内が汚いから掃除すればちょっと良くなる、という自分で解決できるものは、すぐやってみると、いい展開がひらけます。
簡単に売れる方法の一つなので、売れないで困っているなら、ぜひやってみるといいです。
逆に、自分では解決できない場合もあります。
例えば、部屋の中にいらない荷物が大量に残っていて、全部、不要だけど自分では捨てきれない
そんな場合ですね。
そういう場合は、
- 産廃業者に頼む
- 自分で掃除できないならハウスクリーニングに依頼する
とか
費用が発生しますが、できる人に頼むと、すぐにものすごくきれいになります。
買取価格を知っていたか
自分のマンションの部屋の買取価格を知っていたか、という点です。
売却の価格ではないです。
買い取り価格です。
イメージとしては、もし全く売れなかった場合に、買取業者が買い取った場合の買取価格です。
売る、売らない、というのとは別で、業者買取だと、買取価格はいわゆる不動産業者の感覚なので、一般よりは価格では下がります。
もし全く売れなかった場合を想定しているので、ここが底値、ということなんですね。
今後売り出す上で作戦もたてることができるので、底値を知っておくのは非常に大事です。
地域によっては、意外と高い場合もあります。
だから、業者の買取価格はぜひ知っておくといいですね。
自分が所有している物件に愛着があるのはわかります。
ただ、相場を見て価格が売れない理由になってることもよくあります。
客観的に考えて、本当にこの価格て適正なのかな、という点をもう一度検討してくださいね。
- 業者に売却しても価格はトントン
- 掃除もコストがかかる
- 時間的に対応するのが大変
なら、不動産一括査定を取り直して、業者に売却するのも一つの方法です。
想像していたように売れない理由は、不動産業者の現場感覚では、以上の3つの点です。
中古マンションが、半年1年売れ残ってしまうと、そこから劇的に高く売れることは100%ありません。
売れ残り物件になってるな、と思ったら、絶対に損しないために、再査定して早めに対応してくださいね。
