不動産の仲介手数料が無料の業者と取引をすると結果的に損する理由とは

家売るNAVI

仲介手数料が無料の業者には優秀な営業マンがいないから

不動産手数料が無料なのは優秀でない英魚万田から

近所やインターネット、テレビなどでの不動産屋の広告の中で

  • 「仲介手数料無料にする」
  • 「仲介手数料半額にする」

いう広告を見ることがありますよね。

 

不動産仲介業者の収入源は、不動産の仲介手数料です。

 

その、大変重要な収入源を半額とか無料にしてしまうって、どういうことなんでしょう。

 

不動産業者としての生命線である、仲介手数料を減らしてまでも、お客さんを呼び込みたいんですね。

 

つまり、当たり前の営業活動が普段からできていないから、仲介手数料を無料にして、呼び込むわけです。

 

そういうディスカウントをしている会社には、優秀な営業マンがいないんですね。

 

優秀な営業マンのいる会社は、正規の不動産仲介手数料をとりますが、値引き交渉もできたり、結果的にお得で、信頼できる取引ができます。

 

そういったいい人材のいるいい会社には、収入源の仲介手数料を値引きする営業をしなくても、お客さんはやってくるんですね。

 

優秀な営業マンがいない業者には、ダメな営業マンが集まり、仲介手数料を無料にしてまでお客を呼び込むわけです。

 

ここでは、仲介手数料を無料・半額にする不動産業者と取引すると結果的に損してしまう理由について、詳しく説明します。

 

 

 

無料にする意味は通常の販売とは違う

 

食品とかサプリとかをインターネットや店頭で販売しているときにも、無料だとか半額でキャンペーンをやっていることがありますよね。

 

あれは、最初にお客さんをグッと引きつけて、定期購入でリピーターをつけることで、採算が取れているわけです。

 

でも、不動産売買って、一生のうちに何回もあることではないですよね。

 

もしかしたら1回かもしれない。

 

2度目に行ったときには、もう何十年も経っていて、その会社すらないかもしれない。

 

でも、不動産仲介手数料を無料とか半額を押し出している、ってどういうことなの?

 

っていうことですよね。

 

集客能力がない

 

仲介手数料を無料にする会社は、何が言いたいのかというと、

 

仲介手数料を無料にするからお客さんとして来てください

 

ということなんです。

 

うちの会社には集客能力がありません、仲介手数料を無料にするからお客さん、来てね、ということなんですね。

 

やっぱり新規顧客が獲得できな状況になってきています。

 

中小の不動産屋ではなく、大手には集まるような環境になってきていて、なかなか新規顧客獲得できないんですね。

 

だから、生命線ともいえる仲介手数料を無料・半額にしてまでして、お客さんを取ろう、というわけです。

 

不動産仲介手数料が、無料とか半額って、お客さんとしては、心地よい響きに聞こえますよね。

 

では、不動産業者もそれで、お客さんが来てくれれば、嬉しいか、というとそういうわけではないんですね。

 

業者の気持ちはわかるんですが、こうなったら末期症状かな、と思われますね。

 

不動産仲介手数料が無料・半額になるカラクリ

 

では、どうして不動産業者の生命線とも言える仲介手数料が、無料とか、半額になるのか、ということですよね。

 

無料になるケース

 

まず、仲介手数料が無料になる場合ののカラクリは、

  • 買主:無料
  • 売主業者:正規手数料

だからです。

 

個人のお客さんに物件を紹介する方は、手数料が無料にして、売主が不動産業者で仲介手数料をとることができる物件を売っている、ということなんです。

 

こういう物件を「どうですか」と、買主のお客さんに紹介します。

 

ここで売主からだけ仲介手数料をもらって、お客さんに関しては無料にしますよ、ということですね。

半額になるケース

 

仲介手数料が半額になるケースは、売主側から仲介手数料がもらえないケースです。

 

この場合には、買主の方の仲介手数料を半額にしてもらう、ということになるんですね。

  • 買主:半額
  • 売主業者:ゼロ

 

仲介手数料を値引かない不動産屋

 

そうやって仲介手数料を値引いて営業をする不動産業者がいる一方で、同じ中小の不動産屋でも手数料を値引かず営業している業者もあります。

 

  • 地域に密着している不動産屋
  • 優秀な営業マンのいる不動産者

です。

 

地域に密着している不動産屋は、「その地域の不動産のならあそこの不動産に行こう」というシステムを作り上げている業者です。

 

さらに、優秀な営業マンがいる不動産屋には、その優秀な営業マンが対応したお客から紹介をもらって新規顧客を獲得している、という業者ですね。

 

こうして、まっとうな営業努力をして、仲介手数料をもらっている業者さんも、たくさんあるわけです。

 

不動産の手数料が無料と正規、どっちの会社方がお得?

 

ここで、買主の方、購入するお客にとって、仲介手数料が無料の方と、正規の値段で営業している方、どちらが得かという話になります。

 

  • 仲介手数料無料の業者
    :いい人材は期待できない
  • 仲介手数料正規の業者
    :いい人材が多い

 

やはり、優秀な人材が期待できないのが、仲介手数料無料や半額にする会社です。

 

優秀な営業マンがいない会社は、やはり良い人材って期待できないですよね。

 

不動産仲介業者の営業マンは、歩合で給料をもらっている場合がかなり多いです。

 

自分は優秀なのに、わざわざ手数料を値引きする業者に勤務しませんよね。

 

だから、優秀な人材は仲介手数料をきちんと取れる業者に集まっていくんですね。

 

要するに仲介手数料無料・半額の業者には、良い人材があんまり期待できないわけです。

 

優秀な人材のいる会社からこぼれた人材が、手数料を値引きする会社に入っている、という考え方でほぼ間違いないです。

 

そういった良い人材のいる良い会社の方が、仲介手数料はきちんと取りますが、優秀な人材なので、結果的に得することが多いです。

 

例えば、売主との交渉の時に、売却物件の大幅値引きを成功させたりします。

 

不動産仲介手数料って、物件の価格によって決まるんですね。

 

その物件が安くなれば、手数料も物件価格も安くなり、トータルとしては安くなることもあります。

 

優秀でない営業マンのいる会社の場合には、どうしてもトラブルが多くて、結果として、余計に支払いすることが出てくる場合もあります。

 

だから、仲介手数料無料・半額は魅力のひとつではあります。

 

でも、不動産の取引って、人生のうちになんどもあるわけではないですよね。

 

できれば、気持ちのいい取引をしたいものです。

 

それであれば、優秀な会社で優秀な人材がいるところに、仲介手数料を払って依頼する方がいいです。

 

不動産取引は信頼できる営業マンで決まる

 

不動産取引が成功するためには、信頼できる営業マンに対応してもらうのは非常に大事です。

 

なかなかお客としてみるだけでは、客観的には分かりずらいですが、

 

営業マンを判断する基準は

  • 言葉遣い
  • 電話対応
  • 身だしなみ
  • 表情
  • 知識や対応

です。

 

言葉遣い電話対応が雑な人、明らかに茶髪で汚いような感じの人が、優秀である理由はないです。

 

会話していて、表情はにっこりしていても、別れ際の表情があんまりにも冷たい人というのも信用できないですよね。

 

不動産に関する知識が豊富であることに越したことはないのですが、知識がなくてもそれをカバーできる対応ができる営業マンは優秀です。
今はインターネットも普及しているので、自分が知らなくても調べればわかることがほとんどです。

 

紹介する物件も資産価値のあるものを、紹介したりします。
資産価値は駅近の立地が下がりにくい

 

そういった行動がとれる営業マンであれば、知識がなくても問題ないですね。

 

とにかく信頼できる営業マンと不動産取引をすることが、結局はお得になります。

 

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