すまい給付金とはわかりやすく言えばローンを組まなくても自宅購入でもらえるお金のこと

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すまい給付金とはわかりやすく言えば

家を買うならお金をだしますよ
という制度(要件はあるけどね)

 

住宅を購入すると減税になる方法やら、給付金がいろいろあります.。

 

そのなかの一つ「すまい給付金」は、住宅を購入する人に、収入に応じて最大30万円がもらえる制度です。

 

すまい給付金は、住宅ローン減税の要件をゆるくしただけではあまり負担が減らない、という人のために、税金を減らすのではなくお金がもらえる、というありがたい制度です。

 

消費税の引き上げが10%になりましたが、その負担を緩和するための制度なんです。

 

「すまい給付金」をもらうには収入制限の要件や対象者にさまざまな制限がありますが、わかりやすく簡単にざっくりと説明しますね。

 

マイホームを購入するともらえる「すまい給付金」とは

 

すまい給付金とはわかりやすく言えばローンを組まなくても自宅購入でもらえるお金のことです。

 

住宅を購入すると、節税対策として真っ先に出てくるのが、住宅ローン控除ですよね。

 

でも住宅ローン控除は、ちょっと要件が厳しいというか、なんだか金持ちのための節税対策のようにも思えます。

 

確かに、住宅ローン控除は、要件があって購入する住宅のu数にも要件があります。

 

それが50u以上、というものです。

 

 

50u以上じゃないと住宅ローン控除は使えないってことですよね。


 

 

そこそこ大きな家を買ったら、国として税金を減らしますよ、という暗黙のメッセージみたいなものですね。


 

50u以上なので、49uでも十分大きいのですが、49uのマンションを買おうが、家を買おうが、これは住宅ローン控除を認めてもらえないんですね。

 

そういった小さめなワンルームマンションを買わないでね、と。

 

そういう政策的な意味があるので、住宅ローン控除だと住宅ローンをたくさん組んだ人とか、年収が高い人には有利になっているんですね。

 

「すまい給付金」はここに配慮したような政策なんです。

 

収入が一定以下の人に対して、給付金が出る、ということにしたんですね。

 

すまい給付金の条件と対象となる人

  • 消費税8%の時には収入の目安が510万円以下の人
  • 消費税10%の時には収入の目安が775万円以下の人

が対象になります。

 

住宅ローンを利用しないという場合には、年齢が50歳以上で収入額の目安が650万円以下、という要件を満たす必要があります。

 

住宅ローン控除とすまい給付金の違い

 

住宅ローン控除って住宅業界だけでなく、ローン控除ということで、金融機関も儲かるわけです。

 

ローンを組まないとできないのが住宅ローン控除のネックなんです。

 

すまい給付金は、金融機関から借りないで、退職金から自腹で支払った定年を迎えた人でも使えるようにした政策なんですね。

 

50歳以上で年収650万円以下なら、ポーンと現金払いで払ってもOK、というわけです。

 

もともと所得税が低くて、住宅ローン控除の恩恵を十分に受けることができないような人も、住まい給付金でお金がもらえる可能性がある、というわけです。

 

つまり、住宅業界だけが盛り上がる政策とも言えるわけです。

 

すまい給付金の弱点

 

実は、すまい給付金の制度でも、床面積50u以上の要件があるんですね。

 

 

1DKだったら、50uにいかないことってありますよね。


 

 

二人暮らしの1LDKでやっと50uに行くかどうか、くらいでしょうね。


 

さらに詳しいすまい給付金のことは→国土交通省のすまい給付金

 

このすまい給付金の制度自体が、住宅ローン控除とできた目的が違うので、少々中途半端なところがありますよね。

 

でも、今までの自宅を買い替えたり新しく自宅を購入しようとする人にとっては、お金がもらえる点で魅力ある制度ではあります。

 

今の自宅の売却査定額を知るために、不動産会社をいくつも回って、査定を依頼するのは大変です。

 

ネットを利用すれば、簡単な入力で複数の査定を知ることができます。まずは気軽に価格を知るだけでも利用してみると便利さがわかりますよ。

 

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