住宅ローンの審査に落ちる人も1割近くいる
人気のある地域でのマンションや分譲住宅を買うという申し込みをして契約をしても、実際に自分が買えるかどうかはこの時点ではまだわかりません。
というのも、マイホームを現金で買える人は少ないからです。
ほとんどの人が、住宅ローンを組んでマンションを購入しています。
その住宅ローンを組むには、必ず金融機関の審査があります。
住宅ローンの審査には、仮審査や本審査などいくつかの段階があります。
もしも、この審査に落ちてしまったら、住宅ローンが組めない=マンションの代金を払えない
というわけなので、いくらお気に入りの物件であっても購入はできないのです。
この住宅ローンの審査に落ちる人は、あんがい多いんです。

新しく自宅を買うにあたって、住宅ローンを組むんですが、審査に落ちる人 っているんですか?

住宅ローンの審査に落ちる人は、少なからずいますよ。
審査の内容は、金融機関にお金を返してくれるか、というところから見られますからね。

どんな点が重視されるんですか?

項目はたくさんあるんですが、やはり、貸したお金を返してくれるか、ですね。
今までのクレジットカードの履歴などは、かなりチェックされますよ。
住宅ローンの審査は、金融機関が行うので、審査基準はその金融機関によって違います。
基本的に判断材料となるのは、
- 貯蓄額
- 勤務先
- 年齢
- 健康状態
- 勤続年数
- 年収
- 現在の借金(車のローンなども)
- クレジットカードなどの事故履歴
などです。
あまり使っていないクレジットカードは解約しておく
特にクレジットカードを多く所持している人は、すべてのカードの限度額を見られてしまいますので、あまり使用していないカードは解約しておいた方がいいです。
最近では、携帯電話の端末での分割払いや、奨学金も審査に加える金融機関もあるようです。
自宅の購入を検討しているなら、携帯電話の滞納などもないようにしておいた方がいいです。
リーマンショックの頃などに比べると、金融機関も融資に対して、条件を緩和しているようですが、それでも未だに5〜10%程度の方が審査で落とされています。

住宅ローンの審査に落ちる人がいるということは、逆にお気に入りの物件は先約がいるからすぐに諦めない方がいいってことになりますね。

そうですね。
チャンスはあるかもしれないので、不動産業者の営業マンにはお気に入りの物件にキャンセルが出たら連絡をもらえるようにしておいた方がいいです。
住宅ローンの審査に落ちる人がいる、ということは、「この物件を狙っていたけど売れてしまった」という方には、チャンスが残っているかもしれない、ということです。
先に契約されてしまったとしても、確率的には20件に1件くらいは、前の契約が白紙になるということがある、ということになりますね。
欲しい物件の契約が流れた場合には、すぐに連絡をもらえるように不動産業者の営業マンにお願いしておくといいです。
住宅ローンを組むなら、どれだけ自分の資金を用意できるかがポイントになります。
今の自宅を売却して資金を得る場合には、できるだけ高く売って資金に回すことがポイントです。
最近ではインターネットでカンタンに、今の自宅を売ったらいくらになるかの不動産価格がわかります
→