不動産売却の価格の種類について

不動産売買の価格には、取引する流れの中で、次のようなものがあります。

  1. 売却希望価格...売主が希望する「売りたい価格」(通常、査定価格を上回ることが多い)
  2. 査定価格 ...媒介業者が「価格査定マニュアル」などに基づいて査定した価格*宅建業者が査定した価格について意見を述べるときは、価格の根拠を明らかにしてすることが 義務付けられています。
  3. 売出価格 ...売却希望価格や査定価格の価格を協議のうえ決定した市場への「売り出す価格」 *媒介契約書には「媒介価額」としてこの価格が記載されます。
  4. 購入希望価格...買主の購入希望価格(「指値(さしね)」ともいいます)
  5. 成約価格 ...交渉の結果、売主・買主間で合意した「売買(契約)する価格」

売出価格で売却できることもありますが、購入希望者は少しでも安く購入したいので、購入希望者から売出価格より低い「購入希望価格」が示されるのが通常です。

 

売買価格は交渉により決まります。

 

媒介業者が双方の希望を相手方に伝えながら調整・交渉しますが、価格の合意ができなければ契約はできないことになります。

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