電ビラ|不動産の未公開情報が電柱にビラ広告として貼ってある理由

電ビラ|不動産の未公開情報が電柱にビラ広告として貼ってある理由

電ビラは怪しいのか?

電柱にこう行ったビラが貼られていることを見たことがあるかもしれません。

 

未公開情報
大型3LDK日当たり良好南向き
3駅利用可能
3000万円
担当 山田 tel 090ー0000ー0000

 

不動産業界で言うところの 電ビラ です。

 

電話番号が携帯だし、書いてある内容も微妙な感じがしますよね。

 

この電ビラ、不動産業界では多少なりの効果がある、と言われているんです。

 

 

電ビラが張ってある理由とは?

電ビラは怪しいのか

  • なぜ、このような電ビラに「未公開情報」があるの?
  • なぜ、電話番号が携帯なの?
  • 電柱にビラを貼るのは違法なんでは?

などなど
様々な疑問を持つ人もいると思うのですが、このような電ビラには様々なパターンがあります。

 

確かに、電柱に不動産の広告を貼ることで多くの問い合わせが期待できるように思えますが、電柱ビラを貼っているからすぐに悪徳業者、と決めつけることもできない理由があるのです。

 

小規模不動産業者だから

 

まず考えられるのが、小規模の不動産業者が、実際にある物件情報をビラにして、新入社員に貼らせているパターンです。

 

ビラは、コピー機さえあれば、簡単にしかも安価で何百枚も作ることができます。

 

新入社員に「帰り道に貼っていけよ」と命じれば、人件費もかかりません。

 

単にお客さんとの接触の機会を増やしたいという思いが詰まっているのが、電ビラとも言えます。

 

ただし、電柱ビラは貼っているところを見つかると、軽犯罪法違反や、自治体の屋外広告物条例違反などで、警察に捕まってしまいます。

 

不動産業界歴が10年以上もあれば、大抵は警察にお世話になったこともある人がいるはずです。
過去のことですが、わたしも7年間の仕事の中で何度かありました。

 

この場合の相場は、1泊というのも業界内では有名です。

 

おとり広告

 

次に考えられるのは、ビラに書かれているのはおとり物件というパターンです。これは、悪徳業者の常套手段といってもいいです。

 

この場合の業者の狙いは、不動産を探している人の氏名と電話番号です。つまり、リストです。

 

基本的には電柱のビラを見たお客さんから問い合わせが来て
「ビラを見て電話したんですけど、まだあの物件はありますか?」
と聞かれます。

 

すると、
「ただいま、担当者が外しています。すぐに折り返させますので、お名前とご連絡先をいただけますでしょうか」
と対応して、氏名と連絡先を手に入れます。

 

その後はそこにガンガン営業をかけていくのです。

 

もし、ビラが地域を限定した物件情報なら、その地域の物件を用意して、営業電話をかければ、そもそもそのエリアの物件を探していたわけなので、やみくもに営業電話をかけるよりもよほど効率がいいのです。

 

ただ、あまりに好条件の囮物件をビラにしてしまうと、その情報がお客さんの頭に残ってしまうので、その後のハードルが上がることもあるわけです。

 

そういう場合は、業者としては

 

「実は、事故物件なんです。前のオーナーさんが室内で孤独死されたんですよ。
だから、そのお値段になっているんですが、もし気にされるようでしたら、他に色々な物件をご紹介させていただきます」

 

と他の物件に興味を持ってもらえるように話が進んでいきます。

 

お客さん探しの一つの方法

 

電ビラは、不動産会社の会社名の表示がないこともあって、営業担当者の個人名とその携帯電話の番号を表示してあることが多いです。

 

おとり広告として電ビラを使っている場合の理由は、法令違反があって仮に摘発された場合に、会社ぐるみでの広告ではないと言い訳をするため、とも推測できます。

 

ただ、不動産業者にとって「買いたい」と考えている人と接触する機会は多ければ多いほどいいんですね。

 

だから、電ビラに不動産の広告を載せて、不動産を探している人と接触をしようと試みているのです。

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

トップへ戻る