契約書は非常に大切なものです

 

不動産の取引は、自宅を売買する際には、契約書の内容を十分に確認しておかなければなりません。

 

契約書をよく読んで意味のわからないこと、納得のいかないことが書いてあったら、 納得できるまで聞いたり調べたりしてから契約を締結しましょう。

 

契約締結時の留意点

 

契約書を目にしたら、次のようなことに気をつけて、くれぐれも失敗のないようにして下さい。

 

印鑑は必ず自分で押す

 

「印鑑を貸してください」といわれて実印を渡したら、自分の知らない書類をつくられ、金銭的な損害を受けたという例もあります。

 

口約束はトラブルのもと

 

特に自宅の売却は金額も大きいので、大切な約束は必ず書面にしてお きましょう。口約束があったことを後から証明するのは大変なことです。

 

拇印や署名だけでも契約の締結は有効

 

「実印を押さないから心配いりませんよ」といわれて、気軽に拇印や認印を押してしまい、後で違約金を請求された人もいます。

 

仮契約書は作らない

 

「仮契約だから...」といわれて気軽に署名・押印して、「やっぱり売るのをやめる」といったら後で多額の違約金を要求されたという例もあります。

 

通常の取引で、仮契約を締結することはまずありません。「仮」という言葉に惑わされないようにしましょう。

 

買付証明書・売渡承諾書の作成には注意

 

買付証明や売渡承諾を取り消した時に、キャンセル料を請求されたという事例もあります。
これらの書面を作成したとしても確定的な意思表示ではありませんので、予約も契約も成立していないとされています。

 

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